見なくていい

見てもいいけど、それで不快に思っても自己責任だからね、そんな感じ。

 

虚無感がすごい。自己否定、他者への嫉妬、そういう感情にものすごいエネルギーを使っている。その結果疲れてぼーっとなり、その時にどっと虚無感が押し寄せる。

実現してやる!という強い意志もないけど、希死念慮みたいなものもある。

 

リア友が結婚するそうだ。アプリで出会った相手らしい。

自分もアプリはやっている。やっていたと言うべきか?今はアプリ街コン含め自分から能動的に動くことをやめている。休憩期間というか、これ以上やったら多分もたないのでインターバルを置いている。わかるよ、そんなことだから彼女ができないんだっていうのは。俺みたいな30オーバーは本当に刻一刻と恋愛市場における値打ちが下がるし、そんな悠長なこと言ってられる立場じゃないのも、よくわかるよ。

 

彼は5人とマッチングして、2人と会って、その人と結婚するのだそうだ。出逢って数ヶ月で同棲、半年ほどで結婚。なんというとんとん拍子。

自分の周りには仲良しグループがある。幼馴染が未だにつるんでいる。結婚していないのはいよいよ自分だけとなった。みーんな結婚している。無職だろうが、意図的に恋愛を避けていようが、結婚している。

 

なんか、もう、なんでなんだろう。アプリも、街コンも、紹介も、職場の同僚も、大学のクラブメイトも、高校の同級生も、全部全部ダメなのだ。誰が相手でも、どんなことしても、全部全部ぜーんぶダメなのだ。

 

「いい人なのになー」「え!?彼女いそうなのに!」「大丈夫、すぐいい人が見つかるよ」

 

よく言ってもらえる。とてもありがたい。認めてもらえているらしい、少なくとも言葉の上では。

じゃぁなんでダメなんだろう。本当にみんなが言う通りなら、もうこれだけ試行回数を重ねているんだからそろそろ結実していいんじゃないだろうか。

人間の値打ちは単一の尺度では決まらない。極端な話、恋人がいなかろうが素敵な人は素敵だし、既婚者だろうがダメな奴はダメだ。人にはいろんな側面があって、それぞれに良かったりそうでもなかったりするし、それが魅力でありそれぞれに愛おしい部分なのだ。

 

わかるけど、それと希望が叶わないこととは関係ないんだよ。自分の希望はいつまで経っても何をやっても叶わないのに、身の回りの人たちはどんどん叶えていく。別に彼らが努力していないと言う気はないけれど、俺だって努力してんだよなぁと思わずにいられない。

 

どうすればいいんだろうね。